皆さん、こんにちは。
先日、こやまケア全国研究発表大会に参加してきました。
全国の湖山医療福祉グループから400名以上が集まり、日々実践している
『こやまケア』の取り組みを発表する大会となっています。
各法人での選考を経た69事例の発表がありました。
その中で、サンハイム荒川からは2事例が全国研究発表会へ選出されました。
「住み慣れた町で、私らしく生きていく」
精神科入院も検討していた、在宅での困難ケースであったお客様がデイサービスを活用することによって
徘徊が激減し、在宅生活の継続ができるようになった事例です。
「わたし、ほんとは歩きたいのよ、中山さん」
車椅子の介助での移動だったお客様が、車椅子自走訓練の途中で、歩きたいとの思いが強くなり、お客様の思いを
汲み取り、シルバーカーでの歩行に取り組んだ事例です。
発表も終わり、緊張の糸が緩みます。
懇親会では、湖山代表より表彰して頂きました。
10月のカメリア会での選考会後から、修正と練習を繰り返し、本番当日を迎える事が出来ました。
本番は…2事例とも及第点ではなかったでしょうか?
2日目はチームケア学会が開催されました。『生きる覚悟を考える』のテーマに
美ノ谷新子の基調講演「他人の最期をみとる者の覚悟」、見取りに関する2事例、公開討論会が行われました。
サンハイム荒川からは、特養職員、特養ケアマネ、通所職員、居宅ケアマネが参加し、それぞれの自事業所での
生きる覚悟、見取りに関する考え方を学べる機会となりました。
大変貴重な2日間となりました。
(サンハイム荒川 宮田)