みなさん、こんにちは。
サンハイム荒川では5月に3日間に渡り
感染症の研修として『スタンダードプリコーション』
を開催しました。
『スタンダードプリコーション』とは
「すべての患者の血液、体液、分泌物、嘔吐物、排泄物、創傷皮膚、粘膜などは
感染する危険性があるものとして取り扱わなければならない」という考え方を基本
としている標準予防措置策です。
特に高齢者施設では、嘔吐物・排泄物の処理の際に注意が必要となっています。
前半は、食中毒・感染症の感染経路・感染対策の基本を行い
後半は感染予防の基本である手洗いについて、実践を交えて
研修を行いました。
『実践!!手を洗ってみよう』の様子です。
①糊をハンドクリームの様に、手に塗ります。
②手の糊を乾かします。
③いつもと同じように手を洗います。
④イソジンを数滴、手のひらでこすり合わせます。
⑤全体的に黒くなります。
⑥再度、いつもと同じように手を洗います。
⑦黒く残っている部分が、洗い残しに注意する箇所になります。
写真の通りで手首付近や、爪の周りに洗い残しが多くありました。
実際には丁寧に洗っているつもりでも、洗い残しが多くあることに
気付きました。最後に正しい手洗い方法を確認して終了です。
正しい手洗い法を身に着け、感染しない・発症させない・拡げない
介助を実施していきたいと思います。
(サンハイム荒川広報委員会)