皆様お世話になってます。南千住東・西部地域包括支援センターです!
寒さや感染症対策でお家から出れない日が続いている方が多いのではないでしょうか?
そんなときに心配したいのが、『フレイル』です。
皆さん『フレイル』という言葉をご存知でしょうか。かんたんに言うと「介護が必要になる少し前の状態」を指します。
フレイルの状態になると転びやすくなったり、転んだときも大きなケガにつながりやすくなったり、病気が治りにくくなったり・・・などなど、ちょっとしたことでも『要介護状態』になってしまう恐れがあります。
ですから、長く、元気で過ごすためにはこのフレイルを予防する必要があるわけです。
では、フレイルになってしまう原因にはどんなものがあるでしょうか。
フレイルになってしまう原因にはさまざまありますが、例えば下の図のような状態が考えられます。
①外出先がなく、自宅で過ごす時間が増え、体を動かさない日が増える。
↓
②体の筋肉が衰える。
↓
③お腹が空かないので食事量が減る。
↓
④体力が低下して動けなくなる。
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②体の筋肉が衰える
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③お腹が空かないので食事量が減る。
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④体力が低下して動けなくなる。
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(繰り返し)
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↓
フレイルになる
このように、最初はちょっとした運動不足だったものが、だんだんと大きくなってフレイルにつながってしまいます。
逆にいえば、こうした『ちょっとした生活習慣の乱れ』をなくすことで、フレイルは予防できると言えます。
では、どんな事がフレイル予防になるのでしょうか。
1.運動
→寒い中ではありますが、ウォーキングやストレッチなど、適度に運動をしてみましょう!
2.バランスのいい食事
→食事については、炭水化物だけでなく、タンパク質を意識して食事をしましょう。
3.人とのつながり
→直接会うのが難しい昨今ですが、電話など、人とお話する方法もあります。
また、これを機にスマートフォン等の新しい機器の使い方を学ぶのもいいかもしれません。
などが挙げられます!
具体的にどんな運動がいいのか、どんな食事がいいのか・・といった事は、次回以降の更新でより詳しくお伝えしたいと思います!
厳しい冬になりそうですが、できる範囲で生活を見直して、この冬を乗り越えましょう!
南千住東部地域包括支援センター・南千住西部地域包括支援センター